東寺 五重塔
東寺は延暦15年(796)平安京鎮護のための官寺として建立。のちに嵯峨天皇より空海(弘法大師)に下賜され真言密教の根本道場として栄えた。
宗教法人としての登録名は「教王護国寺」という。
金堂はしばらく前に焼失していたものを慶長8年(1603)豊臣秀頼が発願し片桐且元を奉行として再興した。
内部に薬師三尊像ほか祀られている。
五重塔も幾度か雷火などで焼失していて、現在の塔は正保元年(1644)徳川家光の寄進で再建された。
京都のシンボル的存在である。