相国寺 法堂
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相国寺は臨済宗相国寺派の大本山である。京都五山第二位に列せられる名刹。因みに南禅寺は別格、第一位は天龍寺である。
また金閣寺、銀閣寺は相国寺の山外塔頭寺院である。

本尊は釈迦如来、開基(創立者)は足利義満、開山(初代住職)は夢窓疎石。

法堂は日本最古の法堂建築として慶長10年(1605)に豊臣秀頼の寄進により再建された。天井にある蟠龍の絵は狩野光信筆で、特定の場所で手を打つと見事に反響する鳴き龍であった。

方丈は文化4年(1807)に再建された。

浴室は慶長4年(1596)の再建。蒸気浴をしながら柄杓で湯をかけて入浴したという。