賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)が正式名。 賀茂別雷神社(上賀茂神社)とともに賀茂氏の氏神を祀る神社で、両社を合わせて賀茂神社(賀茂社)と総称される。両社で催す葵祭は有名。 古い神社で、社伝では神武天皇の御代に祭神が降臨したという。また、崇神天皇の頃の創建とする説もある。 糺の森は原生林で国の史跡として保存されている。 楼門は寛永5年(1628)の再建。 舞殿は葵祭に勅使が御祭文を奏上、東游を奉納する場所である。 言社は本殿前の七つの社の総称で、大国主命の七つの別名ごとの小さい社で17世紀に造営。十二支の守り神とされる。 |