盧山寺 山門
廬山寺は比叡山18世座主元三大師により天慶年間(938)に創建され、天正元年(1573)ここ紫式部の邸宅址に移った。
紫式部はここで結婚生活を送り「源氏物語」を執筆したことが考古学者により考証されていて、源氏庭の片隅に「紫式部顕彰碑」が建つ。
これに「紫式部邸宅址」と新村出博士が揮毫している。
源氏庭は平安朝の庭園の「感」を表現したということで、白川砂と苔で覆われ、見て落ち着くことができる庭となっている。