慶長8年(1603)徳川家康の造営。世界遺産。 徳川家を長い間支えてきた京都での居城である。 ここで慶長16年(1611)豊臣秀頼との会見、慶長19年(1614)大阪冬の陣、元和元年(1615)大阪夏の陣の軍議、慶応3年(1867)慶喜が大政奉還の会議とその発表等々歴史に残る事柄が執り行われた。 本丸には五層の天守閣があったが雷火で焼失、今の建物は京都御苑にあった旧桂宮御殿を移築したもの。 二の丸御殿は武家風書院造で大広間、黒書院、白書院など6棟が雁行に並んだ品格がある建築物である。 また特別名勝の二の丸庭園は小堀遠州の作と伝える。 |