高山寺 鳥獣人物戯画
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光仁天皇の勅願で宝亀5年(774)開創したと伝えられる。明恵上人を中興の祖として後鳥羽天皇が帰依している古刹である。

石水院は明恵上人が後鳥羽天皇から賜った学問所で国宝となっている。

また明恵上人が植えたという茶園は日本最古のものという。

国宝の鳥獣人物戯画は平安時代末期 から鎌倉時代初期にかけ、複数の作者によって別個の作品として制作背景も異にして描かれたらしく絵が高山寺に伝来して集成されたものと思われる。
そのため作者は戯画の名手として伝えられる鳥羽僧正覚猷(とばそうじょう かくゆう)によるものという説は定かでない。