インクライン 桜
琵琶湖疏水は京都と大津間の船を輸送させることも狙いの一つとしていたが、落差の大きい場所は船が運行できないので、台車に船を載せて上下させるというインクライン方式を採用していた。
昭和23年(1948)にその役目を果たしいったんレールは取り外されたが産業遺産として保存され、レールと台車2台を残している。
いま跡地の両脇は桜の名所となっている。