今宮神社は平安初期、疫病を鎮める疫神を祀ったことに始まると云われる。
これまで多くの神社を参拝してきたがこれほど端正で美しい建物はあまり目にすることはなかった。
徳川綱吉の生母桂昌院は神仏を敬うこと深く報恩感謝の心篤く、当時西陣の産土の神が坐す今宮社が荒れているのを憂い、元禄7年(1694)時の奉行に命じ社殿を造営、神領を寄進して神域を面目、一新した。
また「やすらい祭」を復活させこの神社の復興に力を尽くした。
お玉から桂昌院となった玉の輿にちなんだ「玉の輿御守」もあり良縁祈祷の参拝者も多いそうだ。
参道にある茶店であぶり餅を食べたが旨かった。
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