伏見稲荷大社 本殿

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    稲荷信仰の原点は稲荷山で、祭神の稲荷大神がこの山に鎮座したのが奈良時代の和銅4年(711)という。1300年余前である。
以来、人々の篤い信仰によって五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、諸願成就の神様として全国的に信仰されている。

楼門は天正17年(1589)豊臣秀吉の造営とされる。

本殿は応仁の兵火で焼け,
明応8年(1499)に再興されている。重文。豪放であるが優雅な趣が見られる。

千本鳥居は五穀豊穣、商売繁盛等を祈り、感謝を込めて奉納したもので、五千基以上あると云われる。

神の使いとされる狐の像は鍵を銜えているものと宝珠を銜えているものがある。