大覚寺 宸殿

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真言宗大覚寺派の本山で門跡寺院。

平安時代嵯峨天皇の離宮嵯峨院が大覚寺の始まりで南北朝時代には南朝の御所であった。

宸殿は江戸時代・延宝年間に後水尾天皇から賜った寝殿造りの建物で、天皇に入内された徳川2代将軍秀忠の娘、東福門院和子が女御御殿の宸殿として使用していたものである。

唐門は嘉永年間(1848〜54)の再建。

大沢の池は大覚寺の東にあり、周囲約1kmの日本最古の人工の林泉(林や泉水などのある庭園)。唐(中国)の洞庭湖を模して造られたところから、庭湖とも呼ばれる。